2004年7月16日星期五

万叶恋歌-椿之章15

俺は一人で屋上のフェンスを寄り掛かって空を見ていた。
→我独自一人靠着屋顶的栅栏仰望着天空。
生徒会の引き継ぎも無事終わったし。
→学生会的交接也顺利结束了。
俺、もう生徒会長じゃないんだな~
→我已经不再是学生会长了呐~。
その時、屋上のドアが開いて、彼女が入ってきた。
→这个时候,楼顶的门被打开,她走了过来。
遅かったな。
→迟到了呢。
もう熱下がったのか?
→烧退了吗?
まったく、俺の前で倒れるなんて、本当いい度胸をしてる。
→真是的,在我面前这样晕倒,真是考验了一下我的胆识呢。
ふんふん~嘘だよ。
→呵呵,骗你的。
そんな顔するなって。
→别摆出这样的表情嘛。
そうだ。これを渡したかったんだ。椿のプローチ。
→对了,早想把这个还给你了,山茶花的胸针。
これはお前のものだから、返す。
→这原本就是你的东西,还给你。
本当はあの日ちゃんと返せればよかったんだけど。
→其实,应该那天就还你的
それどころじゃなかったから。
→却没合适的机会。
お前のもので……間違いないか?
→这的确是你的东西,没错吧?
そっか……やっぱり、初恋の女の子っはお前だったんだなぁ。
→是吗……果然,我初恋的女孩就是你啊。
な、改めて聞いてほしことがある。
→呐~有句话一定想问你。
俺は、お前に会いたくて、まだ会える日をずっと夢見てた。
→我一直想见你,一直梦想着能再见的一天。
会った頃は初恋の女の子とお前は別々の人じゃないかって思ったこともあった。
→见到的时候,我也曾怀疑你是不是就是那个我初恋的女孩。
心のどこかでは確信してたけど……
→虽然内心某处对此坚信不疑
俺は、お前が思いださない限り、怖くて聞けなかった。
→但是在你回想起这些以前,始终没有勇气问出口。
でも、お前と一緒にいるうちに、いいところとか、だめなところとか、いろいろなお前を知っていくうちに、お前自身が好きになってた。
→但是在和你相处后,知道了你的优点,缺点,你的很多面,便渐渐喜欢上了现在的你。
今なら分かる。
→现在我已经明白
お前が初恋の女の子じゃなくても、俺はお前に恋していた。
→即便你不是我的初恋,我也已经爱上你了。
お前が好きだ。
→我喜欢你
もうこの手を放したくない。
→已经不想放开这双手了。
俺と付き合え!
→和我交往吧。
赤い糸が本当にあるのなら、お前と繋がっているような気がするんだ。
→如果真的有红线,我相信那头系着的肯定是你。
俺たちの赤い糸の長さを、もっと縮めたい。
→真想将我们之间的红线再缩短些。
見えなくてもいいから、お前の赤い糸は俺と繋がっているって、実感してほしい。
→即使看不见,也请相信你的红线和我是相连的。
言っとくけど、お前に断る権利はないぞ。
→有言在先,你可没有拒绝的权利哦。
何年待たされたと思ってるんだ?
→你想让我等多少年?
---君が行く道の長手を繰り畳み焼き滅ぼさむ天の火もがも---
→『愿君长行路,垒成堆;能得昊天火,一炬化成灰。』
貴方が歩いて行く道を全部手繰り寄せて、焼いてしまえるような奇跡の炎がほしい。
→想要得到能够烧尽那些,让你从我身边远离的道路的奇迹之火。
彼女は少しの間があってから、ギュッと俺の肩にしがみ付いてきた。
→她愣了一下,然后靠在我的肩上
そして、小声で俺がずっと欲しかった言葉を言ってくれた。
→然后,小声回答我说:我也一直这么希望。
それ、本当か?
→这是……真的吗?
お前も俺のことが好きって、今そう聞こえた。
→我好像听见你说喜欢我?
嘘じゃないよな。
→不是骗人的吧?
ありがとう。
→谢谢你。
すごく嬉しい。
→真是太高兴了……。
俺の初恋はお前だ。
→我的初恋肯定是你。
今なら自信を持ってやる。
→现在的话,我绝对有信心。
だから、これからずっと傍にいてくれ。
→所以,今后就一直待在我身边吧。
もしお前が俺を忘れても、また絶対に思い出させてやる。
→就算你把我给忘了,我也一定会再让你全部想起来。
もう絶対に放さない。
→已经绝对不会再放手了!

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