2004年9月16日星期四

万叶恋歌-藤之章16

僕がそんな大きなことを引き受けてしまってよろしいんですか?
→我承担下那么大的一件事,能行吗?
と聞くと、知人は微笑みながら小さい頃から貴方の字を見てきたが、成長した今の字も見たいと答えてくれた。
→朋友听后笑着说,从小开始就看你写字,也想看看你现在长大之后的字啊。
僕のことを小さい頃から知っている父の友人が書道展をやらないかというい話を持ちかけてきた。
→我从小就认识的父亲的朋友来跟我商量问我要不要开书法展。
場所は古美術の店が連なるエリアの一軒の画廊だった。
→地点是旧美术馆那附近的一间画廊。
本当に僕なんかでいいのかぁ?
→我真的能行吗?
簡単に引き受けちゃったけど…
→虽然就这么简单的承担下来了。
まあ~でも、今更悩んでもしかたないかぁ~
→嘛,但是现在再烦恼也没办法了。
確かに話を聞いた時雑誌やテレビに《新進気鋭美形書道家の素顔に迫る》みたいな風に取り上げられたら面白いよなぁ~とは思ったけど…
→的确,在采访的时候,杂志和电台都以类似于新锐美型书法家的说法来报道,觉得这很有趣。
あのキス以来、彼女からの連絡はない。
→自从那个吻之后她没再和我联络。
何度も連絡をしようとしたが…
→很次想去找她
これ以上彼女に嫌われるのが怖くて、ずっとできないでいた。
→又怕会更招她烦,一直都没有进展。
でも、迷っていたら友達にも戻れない。
→但是,一犹豫的话,连朋友也做不回了。
僕は彼女の本当の気持ちが知りたいだけだ、嫌われていてもいい。
→我只想知道她真实的心意。被讨厌也没关系。
思い切って書道展への招待葉書を送ってみることにした。
→于是下定决心给她寄了书法展的请柬。
あえてメッセージはなにも書かずに。
→也没有附加别的什么话。
彼女のもとへ、ちゃんと届けてくれよ。
→一定能到达她身边的。
君とまた笑顔で笑い合える日が来ることを…
→为和你再一次相视而笑的那一天
僕は待っている。
→我一直等待着。
その日が来るまで、僕は一文字一文字君への思いを込めて書き続けよう。
→在那一天到来之前,我会一个字一个字,充满深情的为你继续写。
出逢った時から今までのことをありったけの思いを込めて。
→倾注从相遇到现在所有的情意。
『雪こそは春日消ゆらめ心さへ消せ失せたれや言も通はぬ』
→『雪,春日始融;难道心中已消失,音问也不通!』
君は雪と一緒に僕を忘れてしまった?
→你和雪都把我忘记了。
近頃連絡がないのが気になるよ。
→最近都没有和我联络,很担心啊。
早く家に帰って、書道展の準備しょっと。
→赶快回家做书法展的准备吧。
あと少し…だから…
→没剩多少时间啦……

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