2004年9月16日星期四

万叶恋歌-藤之章10

彼女を家まで送るために、二人で夜道を歩く。
→为了送她回家,两个人在夜路上行走。
空には満天の星と美しい三日月が出ている。
→满天的繁星,簇拥着美丽的新月。
何気なく横を見ると、公園に大きな藤の木がある。
→无意中向旁边望去,公园里有棵很大的紫藤树
枝を横に伸ばし、まるで空を見上げているような大木。
→树枝向外伸展、就像是在仰望天空的大树。
その枝には美しい紫の藤の花が夜風に吹かれ揺れている。
→在这枝头盛开的美丽的紫藤花,在晚风的吹拂下轻轻摇曳。
せっかくだし、少し見ていかない?
→机会难得,我们赏赏花吧
藤の花って、あんまり長い期間花を咲かせないから。
→因为听说紫藤花的花期很短。
あは、風強いなぁ~
→啊,风好大啊
また真剣に見てる。
→你还是看得这么认真
君は何でもじっと見る癖があるの?
→你不管对什么都有目不转晴看的习惯么?
ねぇ、藤の花の花言葉って知ってる?
→对了,你知道紫藤花的花语么?
そっかぁ~しらないか。
→是么,不知道啊。
それなら、教えてあげるよ。
→这样的话,我来告诉你吧
恋に酔う。
→醉人的恋情。
酔うってすごいよね~
→醉人的这个词很厉害呢
僕はいまお酒を飲みすぎて酔ってるけど。
→我现在就因为酒喝太多了所以有点醉了。
ああ、笑った?
→啊,你笑我?
笑った奴にはこうしてやる!
→对于笑的人就要这么做……
抵抗しても無駄だよ~
→反抗也是没用的哦。
<キス>
→(kiss)
突然の行動に彼女は驚いたかもしれない。
→对于我这突然间的举动,她或许感到吃惊。
でも、僕の心はひどく落ち着いていた。
→但是,我的心里却非常平静
嵐がようやく通り過ぎた後のように。
→就像暴风雨前的平静。
彼女の顔を見た瞬間、自分のしたことの重さを知った…
→在看到她的脸的瞬间,我知道自己刚才做的事情有些过分
とっさに出た言葉は…
→最先说出的话是
あっ、ごめんごめん~
→啊,对不起对不起
僕、いま結構酔ってるし。
→我现在已经喝得很醉了。
ひどいことを言ってしまった。
→我说了很过分的话。
彼女だけにはこんなことを言うつもりなかったのに…
→明明只有对她,我从来都没有想过会说这样的话……
君の髪についた花びらを取ってあげようとしたら、顔を近づきすぎたんだ。
→我本来想把你头发上的花瓣拿掉,不小心脸凑得太近了。
僕よくやっちゃうんだよね~
→我经常会这样子呢
それでなぜか好きでもないのに付き合うことになっちゃったり。
→然后,也没有什么喜欢不喜欢的,就交往了起来。
このことは忘れて。
→忘了这件事吧。
君の好きな人にも悪いし。
→对你喜欢的人也不好……
帰ろう。
→回家吧。
『紫草のにほへる妹をにくくあらば人妻ゆゑにわれ恋ひめやも』
→『妹妍如紫茜,焉能憎厌;况知已是人妻,尤使我生恋。』
美しい君を憎かったら、ほかに思い人がいる君を愛したりはしない。
→如果我会讨厌如此美丽的你,那是因为我不能去爱已经心有所属的你。
僕は…
→我……
君の好きな人が羨ましくてたまらない。
→对你喜欢的人,真是羡慕的不得了。

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