2004年10月8日星期五

万叶恋歌-桜之章02

「ふぅ~今日も疲(つか )れたなぁ~おっ?
→呼~又是疲惫的一天。
残業(ざんぎょう)してたらもうこんな時間かぁ。
→加班不知就已经到这么晚了
道理(どうり)で疲れてる訳だ。
→难怪会觉得疲惫。
お~星が見える。
→呵,天上有星星
綺麗(きれい )だ~そう言えば、最近忙しくて星を見上(みあ)げる暇もなかったなぁ~たまにはこんなのも悪くないかぁ~」
→真美~说起来,最近忙得连抬头看星星的工夫都没有。偶尔像这样仰望星空也很不错啊~
(ドン)「あっ、すいません!」
→(碰撞声)“啊,对不起!”
星明(ほしあ )りのせいだろうか、ぶつかってきた人の表情(かお )がはっきりと見えた。
→或许是因为星光很明亮,我看清了撞到我的人的表情。
「ちょっと…余所(よそ)見してて…怪我とかありませんでしたか?」
→“我刚才走神了,没注意。你没有受伤吧?”
星明りに照らされたその姿に、一瞬で俺は彼女から目を離せなくなった。
→星光撒落在她身上,一时间,我的目光竟无法从她那儿移开。
「あぁ…大丈夫ならいいんです!本当に、俺の不注意(ふちゅうい)ですから…」
→“啊~没事就好!是我不小心……”
彼女(かのじょ)は謝(あやま)りながらお辞儀(じぎ)をすると暗闇(くらやみ)へと消えて行った…
→她一边道歉一边向我鞠躬,然后消失在夜色中。
「なんだ…この感じ?もっと話(はな )せばよかったと思うなんて…」
→“我这是怎么了?竟后悔没能跟她再多说一会儿话。”
遠くなる彼女の後姿(なり)を見ながら、俺はいつまでもその場所に立ち尽くしていた。
→我伫立在原地,望着她渐远的背影。
『玉桙(たまほこ )の道(みち )行かずあらばねもころのかかる恋には逢はざらましを』
→『路亦不走,怎能相逢;竟然落此情网中。』
偶然(ぐうぜん)、道で見かけた貴方に一目(ひとめ)惚(ぼ)れをしてしまうが…声をかけそびれてしまった。
→——对那个萍水相逢的她一见钟情,却错过了说话的机会。
「フン、何でも万葉集の歌に譬(たと )えるのは俺の悪い癖(くせ)だなぁ~ふぅ、仕方ないだろう~ずっと万葉集の研究をしてきたんだから。」
→呵,什么事都跟《万叶集》里的和歌对号入座实在是我的坏习惯。但也无妨,因为我是研究《万叶集》的。

没有评论:

发表评论