2004年8月15日星期日

万叶恋歌-枫之章10

テスト三日前、学校全部の部活が休みになっている。
→考试前三天,学校停止一切社团活动。
俺は一人テストに向けて、家で勉強していた。
→为了备战考试,我一个人在家学习。
ああ~、もう分かねぇ!
→啊,完全不懂!
何でテストなんてあるんだ。
→为什么要有考试这玩意儿啊。
俺は早く部活行きたいのに。
→好想早点参加社团活动啊。
おっ、この音、もしかして?
→诶?这声音,难道是?
馬の音とどともすれば松陰に出でてぞ見つるけだし君かと
→『马蹄嗒嗒;忙去松荫望,或可是阿哥,他。』
耳慣れた音が聞こえて、思わず音が聞こえた方を見る、君がそこにいるんじゃないかと思って。
→听到熟悉的声音,就情不自禁的想,会不会是你在那里呢?
あいつかな···
→是那家伙吧
俺は確認しようと、カーテンを半分開けたところで、手が止まった。
→我正想要确认,把窗帘拉开一半的时候,手却停了下来。
数学で分からない問題があるから教えて欲しい。
→数学上有很多不明白的问题想要你指导我。
たった一言なのに、俺はその言葉が出て来ない。
→这么一句话,我都说不出口。
幼馴染なんて不便だ。
→青梅竹马什么的真不方便啊。
ただの他人でもない、友だちでもない、すごく曖昧なものだ。
→既不是陌生人,也不同于朋友,非常暧昧的存在啊。
窓の外を覗くと、あいつが立ち止って、こっちを見ていることに気づいた。
→望向窗外,见那家伙站在那里,正朝这边看过来。
世界中の時間が止まったような気がした。
→感觉全世界的时间都静止了。
何やってるんだよ
→在那里做什么啊?
あいつは俺に気づかなかったのかそのままゆっくりと家の中に入っていった。
→那家伙没注意到我吧?结果就那样回家了。
お前にとって俺はただの幼馴染かもしれない。
→或许我对你来说只不过是青梅竹马而已。
でも、気にしてくれたのがすごく嬉しい。
→但你在意我,这让我感到喜出望外。
悲しませたり、悩ませたり、世話やいてもらったりして、漸く気づいたんだ。
→让你悲伤,让你烦恼,还经常照顾我,于是慢慢意识到
俺にとってお前は、ただの幼馴染なんかじゃない。
→对我来说,你并不仅仅只是青梅竹马而已。
遠回りして、やっと出た答えはシンプルなものだった。
→绕了一大圈,终于找到的答案就是这么单纯。
俺はお前のことが好きだ。
→那就是——我喜欢你——这个事实。

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