2004年7月16日星期五

万叶恋歌-椿之章19

それから何年か経ち、俺は大人になった。
→若干年之后,我已长大成人。
相変わらず俺たちは一緒にいる。
→还是老样子,我们依旧在一起。
時には喧嘩をしたり、笑いあって、あたり前だけど、大切な毎日を過ごしながら、ここまでやってきた。
→时而吵架,时而欢笑,虽然是理所当然,还是珍视着每一天,一步步走到这里。
おい!前が持ってきた荷物はここでいいのか?
→喂!你拿来的行李,放这里就可以了吗?
え?違う?あっちの部屋?
→诶?错了?那个房间?
分かった。運んでおく。
→知道了,我搬过去。
お前はそっちよろしくな。
→那边就拜托你了。
俺は向こうの部屋で自分の荷物出してるから。
→我会把自己的行李从对面房间拿出来的。
ああ~でも、重い荷物があったら呼べよ。
→啊~不过,行李太重的话就叫我啊。
お揃いの食器、二人で選んだ家具、今日から俺たちは一緒に暮らし始める。
→收拾干净的餐具,两人一起选的家具,从今天开始,我们将一起生活。
ああ~あいつまたこんなところに荷物を広げたままにして……
→啊~那家伙,居然又在这种地方把行李散得到处都是……
まったく、仕方ないな~
→真是的,拿她没辙~
片づけてやるかぁ~
→帮她收拾吧。
これ、俺が返した椿の花のブローチだ。
→这个,是我还给他的山茶胸针。
ふ~あいつ、ずっと持ってたんだな。
→呵~那家伙,原来一直带着呐。
この椿の花のブローチのおかげで、俺たちは小さい頃合ってたことに気づいた。
→多亏了这个山茶胸针,又想起了我们小时候相遇的事。
俺がずっと持ってて、今度はあいつが持ってる。
→一直都是我保管的,这次要由她保管了。
んん、何だか不思議な気分だなぁ~
→恩~不知为何有种不可思议的感觉。
綺麗だ。
→好美丽!
俺が拾った日のままだ。
→就像我捡到它的那天一样。
---大地も採り尽すとも世の中の尽くし得ぬのもは恋にしありけり---
→『大地万物取可完,人间不竭物,惟有两相恋。』
大地には地平線があるが、恋の思いには限りはない。
→大地有它的地平线,思念的爱恋却没有边界。
え?どっこに行ってたんだよ。
→唉?要去哪里啊?
ここの片づけ終わってないだろう。
→这里还没收拾完吧?
どうかしたのか?
→怎么了么?
はぁ~これか。
→啊~这个吗?
いや、お前まだ椿の花のブローチを持ってたんだなぁって。
→没什么啦,我想就要由你来保管这个山茶胸针了……。
大切なものだから?
→因为是很重要的东西?
そうだな。お前にとっても大切なものだよな。
→也对~对你来说也是特别重要的东西。
ほら、こち来いよ。
→来,过来这边。
ブローチ、俺が付けてやる。
→胸针,我给你别上。
綺麗だ。
→很漂亮!
今日からはそのブローチごとお前を絶対大切にしていく。
→从今天开始,这个胸针和你我一定好好珍惜
改めてよろしくな。
→再一次,请多关照了!

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