2004年7月16日星期五

万叶恋歌-椿之章09

文化祭が終わり、俺は一人で報告書を作っていた。
→文化祭结束了,我正一个人写报告。
ああ~こんなものか。
→啊~这样就行了吧。
あとで職員室に出せば終わりかな。
→等会儿交到办公室就完事了。
ああ、外も真っ暗だな。
→啊,外面已经这么黑了。
そろそろ片付けてるあいつを探しに行って帰るとするかぁ~
→也差不多该收拾收拾找她一起回去了吧~
生徒はほとんど下校していて、物音がしない。
→学生差不多都回家了,一点声音都没有。
夜の校舎って本当、不気味だよな。
→晚上的校舍还真够阴森的。
早く見つけて帰るか。
→快点找到她就回去吧。
長い渡り廊下渡りきって角を曲がったその時、何かにぶつかった。
→走过长长的走廊,经过拐角时,我撞到了什么。
なっ!女の子だ。大丈夫ですか?
→啊!是个女孩。不要紧吧?
俺はぶつかった女の子を立ったせようと、手を差し伸べたところで気がついた。
→当我想帮助她站起来而伸出手后,才注意到…
お前だったのか!
→原来是你!
ごめんな、驚かせて。
→对不起,吓到你了。
怪我とかしてないか?
→有没有受伤?
あれ、お前、泣いてないか?
→啊,难不成,你在哭吗?
何?泣いてない?嘘つけえ。
→什么?没哭?别骗人了。
ちょっと涙目になってるぞ。
→明明泪眼朦胧的样子。
手見せてみろ。
→让我看看手。
あ、ちょっと擦り剥いてるなぁ。
→啊,有点擦伤
後で手当てしてやるよ。
→等会帮你包一下。
お前、まさか俺のことを探してたのか?
→你莫非是在找我?
偶然だな。
→真巧啊。
俺もお前を探してる途中だった。
→我也正找你呢。
こんな形で会えると思わなかったけど、会えてよかった。
→虽然没想以这种形式见面,不过,能见到你真是太好了。
ふん~これも一つの運命だよな。
→呵呵~这也是一种命运…是吧
---天土の極のうらに吾が如く君に恋ふらむ人は実あらじ---
→『天之涯,地之角;如我恋君情,人中难找。』
空の果てにも、地の果てにも、私ぐらい貴方を思っている人はどこにもいない……
→天涯海角,无论何处,都不会再有人如我这般思慕着你……
俺は彼女の手を放すのを忘れて、ずっと握っていた。
→我忘记放开她的手,就这么一直握着。
いつもの彼女なら、すぐに手を放せと言うのに、今日だけはなぜか大人しくなった。
→若是平时,她早就吵着要我放手了。可今天,不知何故,她却出奇地安静。
もし運命が存在するなら、このまま時間を止めてめてほしい。
→如果命运真的存在,真希望时间就这样停留在这一刻。
月明かりの俺たちを照らず、その陰に赤い糸が映っていないか……
→月光撒在我们身上,月影中是否也会映出命运的红线呢
俺は必死に探していた。
→我拼命地寻找着……

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