文化祭から数日経った。 | |
→文化祭过后的某天。 | |
放課後、俺は生徒会室に行く途中、一人で歩いている彼女を見つけた。 | |
→放学后,我在去学生会室的路上,看到了孤单一人的她。 | |
声をかけようか悩んでいると、彼女は俺の姿に気がついたのか。 | |
→正犹豫要不要打招呼时,她好像也看到了我 | |
こっちへ向かってきた。 | |
→朝这边走来。 | |
これから生徒会に行くのか? | |
→要去学生会? | |
あ、俺も。 | |
→啊,我也是。 | |
え、元気がない? | |
→诶,不舒服? | |
そんなことはない。 | |
→没那回事。 | |
ただ、ちょっと悩み事あるだけだ。 | |
→只是,有点烦心事而已。 | |
悩み事なら相談に乗る? | |
→心烦的话可以找你聊聊? | |
じゃ~お言葉に甘えようかな~ | |
→那~我就不客气了~ | |
お前は、初恋の人って覚えてるか? | |
→你还记得你的初恋吗? | |
覚えてない。 | |
→不记得了。 | |
そっか。 | |
→这样啊。 | |
実は、ずっとそのことで悩んでるんだ。 | |
→实际上,我一直在为这件事烦恼。 | |
小さい頃一緒に雪だるまを作った女の子がいるんだ。 | |
→小的时候,有个女孩和我一起堆过雪人。 | |
それ以来会ってないけど、ずっと忘れられない。 | |
→那之后虽然没有再见过,可是我一直没能忘记她。 | |
やっぱり自分がこの世に生まれてきて、一番最初に恋をした人だからかな。 | |
→毕竟,她是我出生后第一个喜欢上的人吧。 | |
今も初恋の女の子の夢をときどき見るころがある。 | |
→现在也时常会梦到她。 | |
その夢を見た朝は、絶対に悲しい気持ちになるんだ。 | |
→每次做了这样的梦,早晨醒来后就会觉得有点悲伤。 | |
何?もう一度初恋の女の子に会いたいから悩んでるかって? | |
→什么?因为想再见她一面所以烦恼? | |
ふんふん~あたり。さすがだな。 | |
→呵呵~答对了~不愧是你啊。 | |
ずっと考えてたんだけど。 | |
→我一直在想 | |
初恋の女の子に会ったら、面と向かって言いたいことがあるんだ。 | |
→如果见到那个初恋的女孩,一定要当面对她说 | |
俺は、出会った時からずっと好きだった…… | |
→我从遇到你的时候开始,就一直喜欢你…… | |
今も…… | |
→现在也是…… | |
忘れた日なんてないって…… | |
→从没有一天忘记过…… | |
---秋の木の下隠り行く水の我れこそ増さめ思ほすよりは--- | |
→『秋山树下水,潜流长;较君相思意,我恋深更强。』 | |
表には出さないけど、私のほうが貴方を思っている。 | |
→从外表或许无法看出,我在想念着你 | |
貴方が私を思うよりも。 | |
→一定比你想念我更甚…… | |
俺は彼女の目をまっすぐ見つめた。 | |
→我直视着她的眼睛。 | |
心の中でお前に言ってるんだ。 | |
→在心中不断地呼喊 | |
お前が俺の初恋なんだと、何度も呼びかけた。 | |
→我在对你说啊!你就是我的初恋啊! | |
胸が苦しくて、呼吸がうまくできない。 | |
→胸口好痛,无法呼吸。 | |
早くこの気持が彼女に伝わればいいのに…… | |
→能早一点把我的心情传达给她就好了…… | |
彼女が全部思い出してくれればいいのに…… | |
→她能早一点回忆起一切就好了…… |
2004年7月16日星期五
万叶恋歌-椿之章10
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