2004年2月1日星期日

中国と日本の風俗習慣の違い

 日本人と中国人は顔も似ているし、漢字も共用しているし、食生活もだいたい同じですから、風俗習慣や文化もそれ程違わないと思っているが、実はそうではなかったです.特に表に現れない意識え方などは日本と中国の間にはかなりの違いがあります.相違点をことによって、誤解が解け、理解が生まれ、認めあい、尊敬しあう前提になると思います.

奇数と偶数、白と赤 日本人は親類や友人を訪れる時や、人に何か頼み事をする時によく贈り物をします.この点は中国もだいたい同じですが、日本人はお世話になった後に、依頼ごとの結果によって贈り物をするのが一般的なのに対して、中国人は普通事前に贈る、人に頼み事をする以上、まず気持ちを表さなければならないと考えるからです.

また、日本人は普段お世話になった人に感謝の気持ちを表すために、『お中元』や『お歳暮』の贈り物をします.中国人は日本人のうに習慣的に『お中元』、『お歳暮』の時期に贈り物をするのではなくて、たいてい親類や友達を訪ねる時とか、誕生日などのお祝いや、人に何か頼み事をする時に贈り物をします.

贈り物に関する数字は、日本人は奇数を好み、ご祝儀も1万円、3万円、5万円を出すことが多いし、贈り物をする場合も奇数が多いです.中国人は逆に偶数を好み、贈り物をする場合ほとんど偶数です.特に結婚のお祝いは必ず偶数で『対になって、共に白髪になまで いとげる』の意味なので、これが奇数なら何となく不吉に思われます.

日本では新築祝いや結婚祝いなどに置き時計を贈るのは平気です.中国人は置き時計を贈られるのがあまり好きじゃないです.特に年寄りは嫌がります.『置き時計を贈る』というのは中国語では『送鐘』です.そして『送鐘』は『臨終を看取る』の『送終』とまったく同じ発音です、中国人の習慣からすれば、それは不吉な物となります.とにかく縁起の悪い文字と同じ音の物は嫌われます.これは日本人が『四』という数を嫌うのと同じです.

数字に対して、日本人は『四』と『九』を好まないですが、中国人は『十三』という数があまり好きじゃないです.時計に『十三』という数はないため、真ん中の十二時よりも行き過ぎている、傾いていることから『十三』又は『十三点』と言って、『ばか』、『気違い』の意味でののしる言葉にも使われるからです.

色のもつ意味も中国と日本ではちょっと違います.中国では赤はめでたいこと、結婚、誕生などの行事やお祝いに欠かせない色です.昔のお嫁さんは真っ赤な洋服を着ることが多かったが、今でも純白のウエディング・ドレスを着ても、赤い花やピンなど、必ず身体のどこかにつけています.お年玉の袋も真っ赤で、年賀カ・ドも赤色が多いです.逆に、白は不幸を表します.お葬式の時に白い花をつけます.

以上、奇数と偶数について、中国と日本の風俗習慣の違いところです.

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